19.4.2 新年度に入り、新元号は万葉集からの出典で「令和」と発表された。越中万葉の地、ここ高岡にも明るい兆しと感じる。亡父の作品展示場だった土蔵「万葉版画館」は 「令和」を待たずして取り壊され 跡形もなくなってしまった。今朝は4月だというのに雪が降り積もり 庭は白く美しい。つい先日まで玄関前の白梅がいつになく見事に花咲かせ よい香りを放っていた。「令和」の始まりに向けての4月の一カ月間を大切にしたいと思う。今年度は 南砺市、小矢部市、射水市にも新たなご縁いただいて精進します。
19.3.18 もうお彼岸です。亡父が愛した土蔵は今月1日に解体が始まり4日には姿を消しました。何もないさら地となった空地には立派な売地の看板が設置され、風が吹き抜けています。この地に父の作品展示場として甦った土蔵があり、様々な文化交流が図られ、作品と想いが送り出されていったことを忘れずにいたいと思います。土蔵には父の精神性が宿っていたと感じます。平成最後の年度末、3月はうら悲しくもあり 新たな気持ちを培うときですね。
19.3.10 カルチャー祭り「やさしい朗読講座」の舞台発表は、童謡詩人 金子みすゞの詩の紹介でした。講師の曽田英津子先生がみすゞの生涯をたどりながら、受講生の皆さんが詩を朗読される中、私のみすゞ版画も投影下さっての舞台構成。今回は拝聴できずとても残念でしたが、またコラボいただける機会に恵まれたら嬉しいです。どうぞよろしく。
19.3.4 今週末9(土)10(日)は高岡文化ホールにて文化センターのカルチャー祭り。各種講座の展示発表です。版画は「木版画を楽しもう」と昨秋より担当している「版画」の皆さんの作品が1階展示モールに並びます。高岡市ふくおか総合文化センターでは「Uの祭典」開催。イベントホール・ギャラリーでは 昨秋ふくおか教養講座で担当した版画の皆さんの展示もあります。また、砺波市美術館では「砺波市美術協会会員展・安城文化協会交流展」始まります。版画にもふれる機会、ご覧頂けたら嬉しいです。
19.3.1 89歳を迎えれた畑島喜久生先生の少年詩集「わたしの花図鑑」(らくだ出版)が発刊されました。先生の「わたし」という感覚、感性が捉えた花、それに触れた時の魂の震えが詰まっています。今回も私の版画を表紙と挿画に使って頂けて本当にありがたく光栄です。木版の素朴な味わいを大切に自分の版画を続けていきたいと思います。
19.2.28 2月も今日でお終いです。1年のうち一番短い月であるはずの2月が私にとってはとても長い月になりました。みすゞさんの詩がまた心にすとんと入ってきます。自分を見つめるとき いつもみすゞさんは一緒にいてくれます。4月始まりの「みすゞカレンダー」ようやく仕上がりです。今回はご予約頂いていた方へのお届けとなります。どうかよろしく。
19.2.15 まもなく取り壊されようとしている一棟の土蔵がある。
元は、市内山町にあった土蔵だが、駐車場にするため解体予定となり取り壊し費用を負担してくれるなら持って行っていいとのことで父が見に行き、ほれ込んで直ぐに自宅庭の一隅に移築したものだった。父は民家の再生をとなえる降幡廣信氏の建築に感銘を受けており、土蔵の中を見るなり、重厚な鉄扉や欅戸、太い梁などの見事な建材に魅了され、なんとか生かしたいと思ったのだった。平成3年のことだ。以来、土蔵は、父の作品展示場となって蘇り、打ち合わせや会合などでも多くの人の交流の場となって活用された。約30年経過した今も土蔵の中は日本文化が息づく美しい空間のままだ。
昨年父が亡くなり、土蔵と土蔵を含む土地部分の所有が変わった。ほどなく売り物件となり、今度はさら地として売りに出されるためにまもなく土蔵は取り壊される。一度はよみがえった土蔵だったが、平成の最後と共に今消えようとしている。文化を残すことは容易ではない。
19.2.4 北陸地方に春一番が吹きました。雪もなく 庭の椿が咲き、玄関前の梅のつぼみも膨らんでいます。今年は春の訪れが早いようです。先月までのcafegalleryルチャナでの展示には何度も足を運んでくださった方もおられ本当にありがとうございました。次回も同じ時期にできそうです。またどうぞよろしく。今月は22日のにゃんにゃんディーに合わせて山町茶屋さんにて「猫だらけフェアー」開催です。私もねこ版画ほか小品予定しています。お楽しみに。
19.1.31 石動小学校3年生の皆さんと刷りの楽しさ体感してきました。始めはおそるおそるのローラーやバレンの使い方もすぐに刷り師気分になって2枚刷りあげました。刷ってめくった時の感動は何とも言えないですよね。出来上がった版画、みんなで鑑賞していいところ見つけたくさんしてくださいね。楽しい時間ありがとうございました。
19.1.25 石動小学校4年生の皆さんと版画を楽しんできました。和紙に黒で刷られた作品は丁寧な彫りや勢いのある彫りなどどれも彫っている気持ちが伝わるものばかり。仕上げは刷った和紙の裏側から絵の具を染み出させる「裏彩色(うらざいしき)」。色あいや濃さ、どの部分にどう彩色するか試しながらやってみて、彫り味や描きたかった大切なものが浮かび上がってきて楽しかったですね。絵の具以外のものでも裏彩色できました。来週は3年生の刷りです。

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